北海道の鹿部町で70年。

鹿部町は北海道の南西部に位置し函館空港まで車で約1時間の通称噴火湾沿いの漁業の町です。前浜はスケソウタラ、ホタテ、ほっけ、かれい、たこ、ツブ、昆布、うに、ナマコ等の水揚げで通年賑わいます。

船橋商店は豊富な水産資源を活用して「うにの加工」で創業し「海峡タラコ」や「ふり塩うに」で評価をいただいています。

最近は新製法の「軽石干し魚」製造やカラスミ風たらこ珍味「タラスミ」やベビーほたてたっぷり「福々ほたて饅」を手掛けており本来の魚の美味しさや新提案を全国の皆様へお届けしております。

足元の資源から誕生!

 

「軽石」の上で暮らす鹿部町。昭和4年の駒ヶ岳の大噴火で噴出した軽石が全町で堆積しその上に住宅や道路があります。農業には不向きのこの軽石は水はけと吸水力が抜群です。

この軽石の吸水力に着目し前浜の新鮮な魚を活かした干物を目指して研究を続けました。魚のさばき方、軽石の粒子、熟成時間、塩分浸透方法等を10年の試行を重ね軽石で魚をサンドイッチする全国初の手法を2017年に完成しました。

身が「ふっくら、しっとり」して魚本来の旨味が際立つ干し魚が誕生。

魚臭さもほとんど無く、薄い塩味で食べ飽きない、身体にも優しい仕上がりがお子様や魚嫌いな方にも「これはいいね」と嬉しい声をいただいております。

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